孫や親戚の子、仲の良い友人の子が進学するときは、入学祝いを贈ります。
でも、小学校と高校、大学では相場の金額も異なるだろうし、そもそも何を贈ったら…など、気になるポイントがたくさん。
また、コロナ禍と呼ばれる時代だからこそ贈るギフトなど、今ならではの事情も考慮しておきたいところ。
この記事を読んで、どんなものが喜ばれるのか、基本を確認しておきましょう。
入学祝いに贈るプレゼントは何がいい?
まず解決したいのが、入学祝いって何を渡せばいいの?という疑問。
お金を贈る場合も、品物を贈る場合もあります。
何を贈るかは、結局のところ「相手との関係性」が大きなカギ。
加えて、事前に本人や家族に相談して、何が欲しいのかを聞いておくとスムーズです。
現金
一番ストレートでわかりやすい贈り物。
入学のタイミングは、どの学校に進んだとしても準備にお金がかかるもの。
味気ないと感じる方もいるかもしれませんが、一番喜ばれるのも現金です。
どうしてもそれだけでは、という方には現金とあわせてプチギフトを添えるのもおすすめです。
商品券
どうしても現金には抵抗があるけど自由に使えるものを…と考える人が選ぶ傾向にある商品券。
もらった側も、現金をそのまま貰うよりいくらか心理的負担が下がるようです。
図書カードやクオカードなども、入学祝いの定番商品と言えるでしょう。
アマゾンギフトカードも、アマゾンでの販売商品なら自由に使えることから、自分の欲しいものを買うのに役立ててほしいと人気です。
文房具
小学校の入学祝いならば名前の入った鉛筆、中学生以上であれば名前の入ったボールペンなどがオススメです。
ただの文房具ではなく自身の名前が入っていることで、お祝いとして特別な要素がプラスされて、貰った方もうれしいですよね。
その他、小学校の入学祝い特有で喜ばれるのがお名前シール。
持ち物すべてに記名する必要があり、一つ一つにペンで名前を書くのは大変。
シールを貼っておけば簡単に入学準備ができます。
ただし、お名前シールをお祝いとして選ぶなら、入学準備を行っている2~3月の間に届くように手配しましょう。
ランドセル・学習机
小学校の入学祝いとして贈られることも多いランドセルと学習机。
どちらも祖父母からの入学祝いとして贈られるのが定番化しつつあります。
「ラン活」という言葉がある現代、ランドセルは早い人で、小学校入学の1年以上前から情報収集、比較検討して予約をするようです。
ランドセルを入学祝いとして贈る方は、検討のタイミングや関わり方を、事前に家族と相談したほうが良いでしょう。
ちなみに、最近のランドセルは「ランドセルカバー」という、ビニールなどでできたカバーをかけて使用する家庭が増えています。
そうしたカバーもプレゼントの候補にすると、喜ばれるかもしれません。
意外と困るのが、ランドセルを置く場所。
学習机を購入しない家庭も増えており、ランドセルを置く場所に困ることも。
そんな時は、ランドセルラックをプレゼントするのはいかがでしょうか。
学校での学習に必要な教科書、体育着、リコーダーや文房具などをまとめて一つの場所においておけるので、忘れ物の心配もぐっと下がります。
学習机を購入するのか、そういったラックが必要なのかを家族に確認してみるのも良いですね。
PC、タブレット
最近の傾向として、PCやタブレット端末を学習に使用する学校が増えています。
小学校から大学まで、タブレットによる学習やオンライン授業など、様々な場面で使用されています。
特にコロナ禍において浸透したオンライン授業は、今後も取り入れる学校もあるのではないでしょうか。
進学前から持っていた、という方も、数年前のモデルだと必要な機能がないこともあるかもしれません。
入学祝いとしてプレゼントするのも一つのアイディアです。
インテリアグッズ、食器など
こちらは大学入学などで一人暮らしをする方におすすめ。
一から住まいの環境を整えるのはとてもお金がかかります。
大きな家電は出ていくお金も大きい分、用意していることが多いでしょう。
ちょっとした便利グッズや食器など、なくても生きていけるけどあったら嬉しい、というものを贈ると喜んでもらえそう。
インテリア系は好みが分かれるから贈りづらい…という方には、カタログギフトもよい候補の一つです。
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インテリア、ダイニング用品など生活に密着したものからグルメまで、
「プレミアム」の名前にふさわしい品質のアイテムを多数掲載しています。
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男女問わず贈れるところも魅力です。
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入学祝いの金額相場はどのくらい?
相手との関係、相手の進学先によっても変わる入学祝いの金額相場。
進学先別にまとめました。
※表内の立場表記は、進学した子供から見た、贈り主との関係です。
小学校入学祝いの金額相場
祖父母 | 10,000円~50,000円 |
---|---|
親戚(おじ・おばなど) | 5,000円~10,000円 |
友人の親 | 3,000円~5,000円 |
祖父母の金額相場は贈るものによって大きく異なるのが実情。
ランドセルや学習机を贈る場合は、もちろん上記の予算をオーバーする場合もあります。
ランドセルは40,000円~60,000円が平均的な価格といわれていますが、機能や素材にこだわればもちろんそれ以上ということも。
お祝いの仕方も各家庭で異なるので一概に相場がいくら、と言えないのが正直なところのようです。
中学校入学祝いの金額相場
祖父母 | 10,000円~30,000円 |
---|---|
親戚(おじ・おばなど) | 10,000円程度 |
友人の親 | 5,000円~10,000円 |
祖父母からの入学祝いの相場が小学校入学祝いよりも下がるのは、やはりランドセルや学習机などの、小学生特有のお祝いの品物の影響がなくなるからと考えてよいでしょう。
ただし、学習で電子辞書を使ったり部活動を始めたりと欲しいものがたくさんあることは間違いありません。
本人や親御さんと話し合ったうえで、上記の相場程度のものを検討するとよさそうです。
高校入学祝いの金額相場
祖父母 | 10,000円~50,000円 |
---|---|
親戚(おじ・おばなど) | 10,000円~30,000円 |
友人の親 | 5,000円~10,000円 |
高校からは入学試験を受けて進学するため、合格祝いを兼ねることも多いようです。
校則にもよりますが、高校生からは自分でアルバイトをしてお金を稼ぐことができるようになります。
高校生のアルバイト代ではちょっと手が届かない良いものを贈ると喜んでもらえそうです。
大学入学祝いの金額相場
祖父母 | 30,000円~50,000円 |
---|---|
親戚(おじ・おばなど) | 10,000円~30,000円 |
友人の親 | 5,000円~10,000円 |
専門学校や短大など、高校以降の学校の入学祝いも含みます。
大学から一人暮らしをする方もいるので、電化製品やインテリアを贈る方もいるようです。
子供の年齢が上がると、入学祝いの相場も高くなる傾向があります。
ただし、あくまでも相場であって、各家庭の経済状況によって大きく異なるのが入学祝い。
金額に関して「こうでなければならない」というルールはありません。
状況に応じて予算を設定してみてください。
入学祝いの「のし」マナー
お祝いなので、何を贈るにしてものしを掛けて贈るのが理想的。
入学祝いののし掛けはどのような形にするのが適切なのか、見ていきましょう。
お金を贈る場合も、品物を贈る場合も基本的には上記のとおりです。
ただし、お金を袋に包む場合、10,000円以下の場合は水引が印刷されているものを、20,000円以上の場合は水引が取り外せるものを選ぶのがマナーです。
まとめ
相手との関係、自身の経済状況など、入学祝いの相場を決める要素はさまざまです。
ぜひ、相手が喜んでくれるものは何か、を考えながら入学祝いを選んでくださいね。
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